事故しちゃった!人生初の車両事故 示談までの流れ
我が家の車は旦那様の実家からのいただきものです。
自ら購入したものでもないので、
特別良い車でもないし、大切にもしてないし、洗車も室内の掃除もしてないので汚いし、自分の家の駐車場で結構ぶつけちゃったりしています。
でも無いと困る大切な「足」です。
先日、保育園の駐車場でひと様の車にぶつけてしまい、相手様の車に傷をつけてしまいました。
生まれて初めての事故なので、対応方法とかどうしたら良いかわからずパニックになりましたが、その流れを今日はお話したいと思います。
事故のいきさつ
いつものように保育園に娘を預ける朝の出来事です。
なぜかいつもより、駐車場への行列が出来ていました。
9時までに娘を預けないといけないので、焦っていたのですが、それがいけなかった。
駐車場に車をバックで止める際、前の車の前角にボン!とぶつかってしまったのです。
幸い、相手様の車には誰も乗っていなかったのですが、相手様の車のフロントバンパが当たった側だけ外れてしまいました。
心の声「やっちまった!」
後ろに乗っていた娘も「あ!」と声を上げました。
これはヤバイ事になった、と私の心の中は焦っていました。
事故後、逃げてしまえ、と心の悪魔がささやく
とにかく娘が居てはどうにもならん!と判断し、保育園へ預ける事にしました。
娘を預けた後、冷静になって相手様の車を確認。
むむ・・・。これ、一見ぶつけられたって分からないんじゃない?その程度の破損だと気づく。
あー・・・どうしよう。このまま逃げちゃいたい・・・・。
心の中で悪魔と天使が戦っていた。周りを見渡し、ビデオカメラが無いか確認してりして。。
なんと、私は携帯を持参していなかったので、どこに相談してよいかわからなかった。
おし!とりあえず!家に帰って、携帯で調べよう!という判断をし、車で一旦家へ帰宅。
ここで事故現場に戻らないで何も無かったかの様に日々を送るのもありかも。なんて考えがよぎる。私の中の悪魔め。悪い奴。
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事故をして自宅に戻ってまずやった事
今回のように、相手様が乗車していない場合の事故について猛スピードで調べていました。
一応保険には入っている。が、なにせ初めての事故。自分の過失でウン百万と請求されたらどうしよう・・・旦那様に迷惑がかかる!とか、頭の中では色んな事がよぎりまくっていた。
事故の3割が駐車場での事故・・・へ~そーなんだぁ~(違う!そんな事を調べたいんじゃない!)ゆっくりそんな記事を見たいわけじゃないのに!私のバカ!
保険に入っているので、一円も払わなくてよい事がわかる。
ここで私の中で戦っていた「逃げるのじゃ!」とささやいた悪魔をやっつける決断が出来た!
契約した自動車保険の会社へ電話
すぐさま契約している自動車保険へ電話をし、事故の内容を報告。
「これこれこーで、事故ってしまったのですが、どうしたら良いでしょうか。」
まずは段取りを聞く。
どうやら、まずはじめに行うのは「警察への報告」との事。
そうなんだ!知らなかった!初めての出来事で自分の保身ばかり考えていた。クソな私。
警察にお世話になるなんて、人生で早々ないし、だれだって出来ればお世話になりたくない部類だと思いますが。。。
どうやら、事故証明なるものがないと、自動車保険様は動けないようで、まず一旦電話を切り、警察へ連絡。
まてよ。その前に状況が分からないと警察の方に説明が出来ない!と判断した私は携帯電話を片手に事故を起こした駐車場へいそいそと戻りました。
事故を起こした事をここで初めて警察へ報告
警察の電話番号は何番だっけ。誰もが知る110番が頭から出てこなかった。それほどパニクっていたのだ。
「事件ですか!?事故ですか!?」
電話をすると世話しなく、スピード感ある対応に私も焦る。あわわ。。
「あの・・・駐車場で事故したのですがどうしたらよいでしょうか」
事故なんて初めての私。まず、どうしたらよいか聞くところから。
駐車場の事故で、誰かの命が危ない状況ではない事が分かると、警察側の電話の口調も穏やかになった。
まずは、事故を起こした住所と駐車場名を報告。
すぐに向かいますので待っていてください!との事だったので、じっと待っていました。
後から分かった事だが、本当なら、事故を起こした時点でその場から離れず、警察へ電話しなくてはいけなかったらしい。
ぶつけた相手様とご対面
警察の到着を待っていると、ぶつけた車の相手様が何も知らずやってきた。
「ちょ!ちょ!ちょっとお待ちください!お宅様の車にぶつけてしまいまして、今警察を・・・省略」
事情を説明すると、怒るわけでもなく携帯を取り出し、仕事場へ電話をしていた「本日、遅刻します」的な内容でした。
あちゃー。通勤前の貴重な時間を奪ってしまったー!汗汗
私は、とにかく深々と謝罪の言葉を連発した。本当に申し訳ない;;と。
もうこの時の私には、「逃げろ!」とささやく悪魔は立ち去った後だった。
攻めるわけでもなく、私の話に耳を傾け、一緒に警察の到着を持って下さる良い方でした。
私の悪魔のばかやろう。ぐっと反省の気持ちがこみ上げてきた。
そして、傷のついたフロント部分を見たかと思えば、自分の車に乗り、何やら見ている。
何をしているのだろう?と思ったら。。。
なんとドライブレコーダーで事故の一部始終を観察していたのだ!
わわわ;;私が事故した瞬間とか、立ち去った瞬間とか全部見られてるぅぅぅ!焦る私。
事故現場に警察官登場!
そうこうしている間にカブのバイクでやってきた警察官。
事故の詳細を事細かに説明する私。「こーしたらこーなってボン!ってなりました。」説明の下手な私。
でも、ちゃんと伝わり、事故証明の発行をして下さる事になりました。
事故発生時間を聞かれ、私は「おそらく9時くらいです」というと、ドライブレコーダーを見た被害者様が、「9時7分でした。」と答えました。
警察官「あれ?通報を受けたのは9時32分ですけど?」と言う。
事故発生から、数分間どうしていたのか聞かれ、焦った私は、「携帯を持っていなかったので取りに一旦帰りました!」と素直に言いましたが、この時間がもっと長いと大怒られしたと思わる。
その数分間、私の中の悪魔と天使が戦っていて、ネットで色々調べていた。なんて口が裂けても言えない。
事故した事を怒られる!とか思ったのですが、全く怒られる事なく、すんなり事故証明の発行をして下さる事に、唖然としました。
こんなんでええの?私怒られるべきじゃない!?事故したんだよ!?
もう一回保険会社へ電話して今後の事について話をする
もう警察に全て話した。あとは保険会社に任せるしかない。
まずは、私の自動車保険の契約内容について説明をされ、今回の場合、私は「一円も払わなくて良い」という結果になりました。
まずは相手様の車の状況を調べ、修理費を出してくれ、なおかつ、その全ての工程を真ん中に立ってやってくれるとの事。
さらには事故を起こした私の車の修理費まで全て保険会社が支払ってくれるというから、私は申し訳ない気持ちで、私の車なんてどうでも良いので、被害者である相手様に十分な対応をお願いします!なんて言っちゃう始末でした。
加害者側の車の修理費もお支払いするのが、保険というものです
なんともありがたいお言葉。保険様様である。
修理しなくてもいただけるお金
今回の事故で作ってしまった車の傷は、正直。。。かすり傷で、修理するほどじゃない。と思っていました。
事故によるこちらの傷写真
↓
かすり傷で、修理するほどじゃない。その事を保険会社さんに言うと、
保険屋さん「修理しなくても見積もりをお取りいただければ、修理相当分のお支払いをします。」
との事。
え?修理しなくてもお金もらえるの!?(驚き)
今回事故を起こしたのは私だよ?悪い事したのは私だよ?保険ってそこまでやったら儲からないんじゃないの!?なんて、不思議な気持ちでいっぱいでした。
私「そんな!もうしわけないですよ!事故を起こしたのは私だし!」
保険屋さん「それが保険というものです」
もうね。電話口の保険屋さんを・・・「神」だ。と感じたね。
落とし穴はしっかりあった
保険屋さん。神様だよホント。
なーんて思っていたら、落とし穴があって、今回の事故により、三階級下に落ちるという事でした。
階級が下がるという事は、年間の保険料が上がるという事で、私の場合、年間約14000円保険料が上がる事が判明。三年で階級は戻るらしく、三年間約14000円の増額となるという説明を受けました。
もしここで、自分の車の修理をした場合、その修理費が三年分の増額費用より安いと、損をするわけです。
いやいや、事故を起こしたのは私なのだから、損とか言って反省足りないぞ!と自分に一瞬カツを入れてしまいました笑
しかし、旦那様と相談し、もらえるものはもらっておこう、と判断し、車を見積もりに出すことに。
出来れば14000円×3年分=42000以上だと嬉しいなーって気持ちでした。
いつも行っている車屋さんで見積もり
見積もりをお願いしたのは、いつもお安く、オイル交換も無料でやってくれたりする良心的な車屋さん。
見積もりをお願いすると、女性スタッフが自前の携帯をもってカシャカシャと写真を撮って終わり。
え?それだけでいいの!?それで見積もりしちゃうわけ!?
それで正確な金額を出せるわけ!?と疑問を感じながら車屋さんを後にしました。
後日電話があり
車屋さん「お見積りですが、三万円でした」との事。
やっす!
どうやら、塗装レベルの修理らしい。
これだと、42000円以下になっちゃう。
悩んだ私は、ダイハツのお店へ行き見積もりをお願いしました。
ダイハツ、なんと6万円!さずがダイハツ!と思いましたね笑
修理相当分というのは全額支給されるわけなじゃい
保険屋さんに聞くと、修理をしたら消費税分までお支払いして頂けるのですが、修理しないのであれば修理相当分のお支払いになる。ようするに消費税抜きの金額のお支払いになるらしい。
今回、消費税を抜いた55000円を保険会社さんからいただきました。
55000円だと、事故したのは私なのに、私が得をした感じになるなぁ~と複雑な気持ちにかられてしまった。
知らない間に示談成立
事故の事を忘れかけていた半月くらいでしょうか、保険屋さんから電話があり、示談が成立しました。という報告を受けました。
動いていない車への追突なので0対10となり、こちらの保険会社が全て持つ形になりました。
相手へ支払った金額、レッカー代と車の修理費など、合計で約14万程度だったそうです。
この金額を聞く感じだと、よく知る方は大した事故じゃないなぁ~と察しましたでしょうか笑
しかし、保険屋さん。本当に、全部やってくれるんだね。。。。と感心。
被害者様に会ったのは、事故を起こした後のあの時だけでした。もちろん、電話だってしていません。
ぜーんぶ保険屋さんがやってくれて、私は、事故を起こしたのに怒られるわけでもなく、車の修理相当額以上をもらえ、なんだか変な気分。
せめてもう一度、謝る機会があったら申し訳ない気持ちが晴れるのになぁと思う所。
ただ思うのは、今回の事故が、駐車場での事故で、けが人が居なかった事。これだけが救いでした。
保険のありがたみ
車を旦那様の実家から頂いた時、こんな都会で、車のある生活が想像出来なかった私は、「うちの旦那、金のかかるもの手に入れやがった」と思ったなぁ。
それが、今や私の足となり、車の無い生活が考えられないほどになっていたのだが、ガソリン代とか税金とか保険とか、思った通り家計を圧迫してたんですよね。
その中でも一番いらんのが保険だなーとか思ってたのに、そのいらん保険が今回は大活躍だった!!!!
保険入ってなかったら、全額こちらが払わなくてはいけないという結末で終わったと思います。
まとめ
まず事故を起こしたら
警察へ電話してきてもらう
↓
自分の契約している自動車保険へ電話して指示をあおる
この順番が正解です。
心の中の「逃げてしまえ」という悪魔には従わない事!
保険屋さんが色々助言をしてくれるので、まずは警察へ電話しましょう。
当て逃げによる罰則
当て逃げをした場合、「安全運転義務違反」2点と「危険防止措置義務違反」5点の合計7点の違反点数。
これは、少なくとも最低30日間は免許停止処分となってしまう点数です。
プラス
罰金10万円以下(もしくは懲役1年以下)と定められています。
事故をした瞬間、周りに誰も居ないと、心の中で天使と悪魔が戦います。
でも絶対悪魔に負けないでください!



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