ボロボロの汚いカバンが捨てられない
結婚前に、愛しの旦那様が私の為に買ってくれたディーゼルのカバンがあります。
大のお気に入りですが、子供が出来た事で、ママリュックを使うようになり、登場する機会が最近少なくなっていました。
週末、たまたま仕事が入り、旦那様に娘を預けて仕事に行きました。
ママリュックを使わないで良くなったので、久々に登場したお気に入りのカバン。
職場の荷物置き場に置いていたら、そのカバンがジャマな所にあったみたいで、「このカバンだれの?移動していいかなぁ」と誰かが言ったのだ。
その返しに「そんな汚いカバン、私のじゃないよぉ~」と違う人がポロっと言ったのだ。
私は・・・・ショックを受けた。だけど、その言葉に傷ついた事を表に出さなかったよ。
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空気を変えたくない
汚いカバンを持ってきた自分が少し恥ずかしく思ったし、大の大人がそんな言葉で傷ついているなんて情けないとも思った。
私はとっさに「その汚いカバンは私のだよぉ~ジャマだったねぇ~ごめーん!」と軽く流したのだ。
「汚いカバン」と言った人も、その周りの人も、きっと誰も、ヤバw とか思ってない感じでした。
それでいい。何も空気を変えてない。空気が変わらない対応をしたつもりだ。ショックを表情に出さないで、軽く流せた自分を褒めてやりたい。
だけど、内心はめちゃめちゃショックで、その晩、さみしげに旦那様に言ったんだ。
今日ね、こんな事あったの・・・って。旦那様は慰めてくれたよ。一緒に悲しんでくれたよ。
捨てられない
このボロボロのディーゼルのカバンは、本当にお気に入りで、私の苦労や、悲しみをいっぱい見てきている。
旦那様との幸せな時間を一緒に過ごし、親の挨拶、子供の出産、ケンカした時とか、仕事で上手くいかなかった時とか、全部の私を見てきたカバンだ。
愛着がありすぎて、新しいカバンを!なんて発想も無かったんだ。
物を捨てられない女なんだろうねw だけど、捨てられるわけがないよ。愛しい旦那様に買ってもらったカバンだもの。
使いすぎたね。本当にボロボロなんだ。とっての部分の表面がはがれてるもん。言われてもしょうがない。だけど何気ない言葉って、意外と痛いんだなぁって思った。
職場に行く時に使わなければいい話。だけど、カバンを買う余裕もない。
カバン事件で絆が深まる
落ち込んでいた私の横で、旦那様がカバンの通販のサイトを見ていた。
あ~そうだ。この人はそんな優しい人だった・・・・。
私は胸がジーンとして涙が出そうになった。「私が買うから気にしないでいいよ」って言ったら
「それじゃぁ意味がない!俺が買ってプレゼントするから大切にしてくれるんだ」って。
そうだった。そんな優しい人だから、私は好きになり、この人を選んだんだ。私の選択に狂いは無かったんだ。
何気ない言葉で傷ついたけど、忘れかけてた何かを思い出したような、そんな気持ちになった。
旦那様の子供を産む事が出来て、妻になれて、私は幸せだと思ってたけど、さらに小さな事で、幸せに拍車がかかる、そんな気持ちになれた一日でした。
愛しい人が近くに居るって事は、悲しみを半分にして、幸せが倍になるって事なんですね。旦那様の存在が、ありがたいです。
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